後継者の勉強会を始める

後継者の勉強会を始める

2018.05.01

後継者は学ぶべきことが山のようにあります。勉強会で何を学ぶかはそれぞれの勉強会によって異なると思います。

この勉強会は、会計人として、コンサルタントとして35年間各会社の経営をお手伝いして気がついたこと、学んだこと、実践していることを皆様にお伝えしています。

すでに2回の例会が終わりました。私は通常のセミナーのように言葉を選び綺麗な表現でお話ししているわけではありません。全てをストレートに伝えています。そのため、あるときは毒舌に聞こえることもあるでしょう。また聞いている人が自分のことを言われていると思われることもあるでしょう。でも伝えるべきことが素直に伝わっていると思います。

ある参加メンバーからは「それなりに何かを感じ取るところがあったお話しでした」と感想を述べていただいています。
ある特定の教科書を題材にしているわけでもなく、MBAで勉強するフレームワークを学ぶのでもなく、ただただ成功の経営者が実践していること、倒産した経営者はこうだったという反面教師の部分を伝えています。

まず最初の5分で伝えたことは、経営者は「辞書の編集者」ではない。「批評家」でもない。ひたすら経営の実践をし、成果結果を残す人が経営者であるということを伝えました。
ここで言う「辞書の編集者」とは今の話は知っている。分かっている。何度も聞いたことがある。と言うように、ただただ辞書に書いてある経営の言葉を知っているだけの経営者を言います。したがって実践ができない人のことです。
「批評家」とは、いかなる話をしてもその全てを批判する経営者のことです。
35年間、経営者のそばで見ていて分かったことといえば、やはり成功する経営者は即実践・実行の経営者でした。