経営の強み弱み

経営の強み弱み

2018.01.05

経営の強み弱みはどの企業にもある。「御社の強みは?御社の弱みは」と問いかけられ丁寧に説明する経営者は多くいると思います。

しかし考えてみてください。創業1年2年ならともかく何十年も経営してきて自社の強みや弱点がわからない経営者はいないと思います。

何十年も会社経営していて今さら御社の強み弱みはないと言うことです。

中小企業の成功法は①商売に経営者が真剣であるか?②人使いが上手か下手か?③売れる商品・技術を持っているか?④得意先、仕入先との人間関係が良好か?⑤数字に強いか?

と言うことが繁盛の決め手です。

会社の成長発展は会社を分析してもらうことでも経営計画を立案してもらうことでも有りません。中小企業の盛運は、経営者の持っている資質で決まり、育んでいかなければならない経営者の素養が肝心です。

ことさら強み弱みをヒヤリングしたところで経営が良くなるものではありません。

銀行は商売下手にはお金を貸さないのが原則。(例外はあるかもしれません)商売下手とは利益が計上できない、儲けることが下手な経営者のことです。(粉飾する奴は人間が悪い。)

すなわち、銀行と良好の付き合いは、利益を上げる経営者です。

ともあれ経営者は毎年利益を上げ続けることです。それが最高の強みです。その強みこそ月次管理に裏打ちされた経営の見える化です。

経営の見える化こそ無借金経営を可能にします。

※無借金経営には「完全無借金」「実質無借金」のことです。