月次管理は経営者の重要な仕事

月次管理は経営者の重要な仕事

2017.12.12

会社を経営していると、日々チェックしなければならないこと、ウイークリーの点検で事が足りることがあります。

小売業や外食産業などは、開店から閉店まで連続して商いが続くため日々のチェック(日次管理)を欠かすことができません、場合によっては時間管理が重要になります。今日ではPOSレジによって顧客分析、売上分析などがタイムリーに行われています。

ウイークリーの管理は売上や労務費、経費の管理が一週間単位で事足りている場合です。日次管理を実践している会社は売上と経費の集計をウイークリーでまとめている場合もあります。

日次の管理であれ、ウイークリーの管理であれそれぞれの業種業態によって自社の都合に合わせて管理すれば良いのですが、月次管理となると業種を問わず、会社の大小を問わず、全ての会社がどんぶり経営しない限り必要になる管理です。毎月の損益を計算し、現金預金、売掛金、在庫、買掛・未払などを貸借対照表でチェックします。

中小企業の経営は月次で売上と利益を掴み、貸借対照表をチェックすると課題が見えてくるという事です。(年次において売上・利益がわかっても時遅し)そのために最低限の月次管理が重要であると思っているところです。

管理という言葉を使うとわかりずらいのですが、経営管理とは「会社を見える化する」という事です。日々の状況を見える化する一週間の状況が手に取るようにわかります。それを月でまとめる。会社の現状を月次でまとめるので月次管理というのです。

今年も残すところあとわずかです。

この一年を振り返りつつ、明年の熱き戦いに思いを馳せようではありませんか。%が無借金経営です。半数以上の世界企業も無借金企業だそうです。(日経新聞切り抜きより)