ダイソウ矢野博丈社長

ダイソウ矢野博丈社長

2017.10.10

矢野社長は宴会でも、結婚式の披露宴でも最高に面白い人のようです。あらゆる仮装をして皆さんを楽しませその場を盛り上げるそうです。その矢野社長ゼロからスタートしてわずか40年で世界の百円ショップ大創を築いた。その社長から出る言葉は「感謝」。常に会う人会う人に感謝を伝え、感謝する事を教える。

経営の根幹は「倒産しない経営がやりたいのです。」と6月11日放映のサンデーモーニングで話されていました。

実は、私も今から34年、「多産多死の経営環境の中で倒産しない事を指導します」と目標を掲げて事務所を創設いたしました。

事業を立ち上げ、利益を伸ばし、会社を大きすることは創業者の夢です。しかしそれにもまして大切なことは倒産しないことであると思います。

その矢野社長そのテレビ番組でもっと面白い事を話されていました。「経営計画がありますかとの質問に「ありません。書いたことありません。」

私のよく知る創業33年、40店舗以上運営している大創代理店の社長も経営計画を書いたことはありません。しかし現状は実質無借金経営。

認定支援機関(税理士など)は事業計画の指導をすると国から20万円の補助金。税理士も銀行も計画計画と騒ぐ。しかし中小企業ににとって一番大切なことは月次決算で毎月黒字を計上することです。これさえできていれば経営のベースは十分確立できている。本物の黒字倒産(粉飾は別)は本来ありえない。月次決算が本物であれば打つ手は自ずとわかるものである。